「死後の世界に関する情報が人々の意識に浸透するにつれ、人間の歴史と運命に対する理解は劇的に変わってゆくだろう。
もし、私たちがそれぞれ、この世に任務を持って生まれているとすれば、これまで地球上で生きたすべての人々もまた任務を持っていたし、すべての出来事は天の目的に添ったものであることになる。
この新しい意識の広がりと共に、この次元での出来事について、今までとはまったく違う新しい物語が形作られつつあることを、私たちは感じている。
私たちがやっている事は、実は歴史の大きな流れを思い出すことだからである。
宇宙が爆発して存在し始めた時、私たちはそこで起こっていることの一部であった。
私たちは最初に生まれた星々の中に生きていた。
星たちは互いに引きつけられ、原初のエネルギーパターンを創造し、それを宇宙全体へとまき散らした。
太陽と惑星によって私たちの太陽系が形成され、地球上に生命のための最適の環境が創られた時、私たちの意志が聖なるものと結びついた。
私たちは最初のアミノ酸であった。
それは単細胞植物になり、さらに単細胞動物へと進化した。
私たちは植物になって、初めて酸素を空気中へ放出した。
次に、多細胞有機体として、そのあと魚となって、大海の中を泳いだ。
水の境界から脱出したいと憧れを抱いた私たちは、両棲類(りょうせいるい)となって初めて陸地へ這い上がった。
そして、大いなる意識の一部として、私たちは爬虫類と哺乳類の内に宿り、最終的には人類の中へと辿りついた。
その時点から、人類が初めて自意識の働きを獲得するまで、私たちの魂は何千という転生を辛抱強く、くり返した。
ゆっくりと私たちは目覚め、自分が地球上に生きていること、そしていつかは死ぬことに、気づいていった。
他の動物とは違って、私たちには自分たちがここにいる理由を知る必要があった。
自分達の目的は一体、何なのだろうかと。」
「聖なるビジョン」ジェームズ・レッドフィールド著より抜粋
