「宇宙原子は、全知の愛(チツト)の影響を受けて、チッタ(心)を形成し、その霊化した状態をブディ(理性)といいます。その反対の状態をマナス(感覚意識)といいます。そこには、ジーヴァ - 個別的存在感(自我意識)をもった自己意識 - が宿る」
チッタ(心)とアハンカーラ(自我意識、人の子)
個々の宇宙原子(アヴィディヤ、無知)は、全知の愛の現われである聖霊の影響を受けて、ちょうど磁界の中に置かれた鉄粉が磁化するように、霊化して意識(知性、愛)をもつようになります。
そのことを、チッタ(心)またはマハットと呼ぶ。
すると、その中に、自分を、他のものと分離した一個の存在と思う観念が生じるのです。
これをアハンカーラ(自我意識)または人の子といいます。
ブディ(理性)とマナス(感覚意識)
このように、霊的に磁化された心は、二つの‘磁極’をもちます。
その一つは、サツト(真の実体)=(真理)に近づこうとし、他の一つは、反対にサットから遠ざかろうとする。
前者は、真理を識別する理性(英知)となり、サットワまたはブディと呼ばれます。
後者は、前述のように、チッタが全能の創造力(アーナンダ=永遠の至福)の現われである宇宙原子の磁化されたものであるところから、反力として働き、アーナンダ(喜び)を経験するための感覚的仮空の世界をつくり出すのです。
そこで、これをアーナンダトワまたはマナス(感覚意識)と呼びます。」
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②基本的な概念(福音)
心霊