どこにでもある幸せ  抜粋

『「既に完璧に出来上がっている状況を見つけるために君がここにいるのではない、という点だ。

君がここにいるのは、味わい愛でることができる物事を選ぶためなんだ。

味わい愛でることによって、君自身の波動が、君が見つけようとしていた完璧な状況の波動と同じ波動になる。

そうしてこそ、その完璧な状況を自分に引き寄せられるんだ。

これは、君が思っているほど複雑なことではないんだ。

実は、人々が自分たちを取り囲む状況から意味を見つけ出そうと努力する祭に、このことを必要以上に複雑なものにしてしまっている。

「すべての状況の1つ、1つが、どのようにして創り出されているのか」とか、「どの状況が正しくて、どの状況が間違っているのか」というようなことを解明しようと努力するなら、人はひどく混乱してしまうことになる。

そんなことを全部うまく整理しようとしても、頭がこんがらがってくるだけだろう。

でも、もしも君が、ただ自分の心の扉が開いているか閉じているかだけに注意を払うのなら、君の人生はもっとずっと簡単で、幸せなものとなるんだ。

どの瞬間でも、混じりけのない至福のエネルギーの流れが君の中を流れているんだ。

君の家の水道の水圧みたいなものだと言ってもいい。

水圧はバルブに圧力をかけながら、いつでもそこにある。

家の中で水が欲しい時には、君はバルブを開けて、水を中に流れさせる。

けれども、バルブが閉じている時には水が流れ込まない。

それと同じように、君がやるべきことは、自分の中に流れ込んで来る《幸せ》に向かって《心の扉》を開けておくことなんだ。

《幸せ》は君のために常にそこにあるのだけれど、君自身がそれを取り込まなければならないんだ。

まず第一に、《心の扉》が開いている時には、意地悪なことにはあまり気がつかないし、君の目の前で意地悪さが消えてしまうこともある。

開きかけた《心の扉》や閉じかけた《心の扉》の端っこでためらっている人々がたくさんいるんだ。

だから、そういう人々が君と接して、君の《心の扉》が大きく開いていたら、その人たちは容易に君の微笑みにつられて微笑んでくれたり、愛想のいい応対をしてくれる。

それに、覚えておくべきことは、開いている《心の扉》というのは、今現在起こっていることに影響を与えるだけではないということなんだ。

それは明日にも、あさってにも影響を与えている。

だから、いい気持ちでいられる「今日」をたくさん体験すればするほど、「明日」や「あさって」の状況がどんどん気持ちのいいものになっていくんだ。

これを練習してごらん。

今という瞬間においてはどんなに悪い状況のように見えても、どんな状況も、自分の《心の扉》を閉じてしまうには値しないと決断をするんだ。

自分の《心の扉》をずっと開いておくことが一番、重要なことだと決めてごらん。

覚えておくといい言葉を教えてあげよう。できるだけ頻繁にこれを言ってみることだ。

「何がなんでも、《幸せの流れ》に向かって《心の扉》を開けたままにしておこう」という言葉だ。

君の幸せは、君の周りの状況で決まるものなのかい?

これは練習するには絶好のチャンスかもしれないよ。

ただ、《心の扉》を開ければいいんだよ。

いやな気持ちがしている時は、君の《心の扉》は閉じているんだ。

だから、君の《心の扉》がまた開いて来るまで、いい感じのする考えをどんどん考えるようにしてみてごらん。

(省略)

《幸せ》は本当にそこらじゅうにあるんだってことが。

実はね、それが流れ込むのを止めさえしなければ、それはどこにでもあるんだ。

いつも変わることのない着実な《幸せ》の流れが、常に君に向かって流れているんだよ。

そして、どの瞬間でも、君はその《流れ》が流れるままにまかせているか、それを押しのけているかのどちらかなんだ。

そして、そのいつも変わることのない着実な《幸せ》の流れを流れさせたり、押しのけたりできるのは君だけなんだ。

君が他の人たちから学んでしまったいろいろな抵抗のパターンを減らしたり、取り除いたりするためのプロセスが一番、重要なんだ。

これまでずっと一緒に話をして来て、僕はこれを君に一番、学んでほしいと思っていた。

なぜなら、物質界の生活で身につけてしまった抵抗さえなければ、《幸せ》は、ごく自然に君に向かって流れ込んで来るものだから。

君たちの、すべてに向かって、だ。

そして、この《幸せ》は、君にとって自然なもので、まさに君が受けるに値するものなんだ。」

※私のバイブルというべきいくつかの1冊である「サラとソロモン」エスター&ジェリー・ヒックス著 加藤三代子訳/ナチュラルスピリット発行より抜粋

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